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透明袋、透明封筒の封入作業を効率化するための基礎知識

「包装材料として透明袋を活用する」「ダイレクトメール発送用に透明封筒を用いる」といった場合、どんな素材、どんな仕様のものを選ぶかということも大事ですが、それと同様にどうしたら現場での作業性を高められるか、効率化できるかということも重要です。これが、数十枚程度ならそれほど気にせずに済みますが、何百、何千という数量を扱う場合は、少しの差が費用に影響してくるからです。そこで今回は、透明袋や透明封筒などの封入作業を効率化するための基礎知識についてご紹介していきます。

もくじ

1:手指にまとわりつく場合は静電防止タイプのリケイ紙があるものを使う

2:封緘が不要ない場合は口ノリなし・口ズラしタイプの透明袋を用いる

3:製透明袋・透明封筒の封入作業で疑問があればアイエヌジーにご相談を

4:まとめ

1:手指にまとわりつく場合は静電防止タイプのリケイ紙があるものを使う

透明袋でも透明封筒でも、中身が外に出ないよう口を閉じる必要がある場合は、上部に口ノリが施されている製品を使います。ただし、気を付けたいのは “口を閉じる”際には、季節や現場の環境によって静電気が発生しやすくなり、その作業効率が悪くなるということです。現場を経験したことのある方ならおわかりだと思いますが、透明袋や透明封筒の口ノリを閉じようとしたときに、フィルムが手指にまとわりついて離れないといったことが往々にして起こります。扱う数量が多い場合は作業効率の点から無視できない点です。

こうした静電気による作業性の低下を防ぐには、静電防止タイプのリケイ紙を採用した透明袋や透明封筒を用います。リケイ紙とは「離型紙」のことで、口ノリの部分を覆うセパレーターです。実際に封緘する場合はこのリケイ紙を剥がして使用しますが、静電防止加工が施されていないと、この時に静電気が発生し、前述したような手指の“まとわりつき”が生じて作業性を大きく損ないます。なお、アイエヌジーの透明袋、透明封筒にはすべて静電防止タイプのリケイ紙を採用しているので安心です。

2:封緘が不要な場合は口ノリなし・口ズラしタイプの透明袋を用いる

次に、口を閉じる必要がない簡易包装の場合について、どんなことに気を付けて透明袋や透明封筒を選ぶとよいのかご説明します。そもそも、口を閉じなくてもよい包装にはどんなものがあるでしょうか。たとえば、お菓子など食品の場合、少量の試供品などを入れて売り場などで来店客に配るといったシーンが考えられます。また、イベントや展示会などでも、食品や雑貨などのサンプル品をこうした透明封筒に入れて来場者に手渡している光景をよく見かけます。こうした展示会などでは、各ブースで配布されるカタログなども透明封筒に入れられていることが少なくありませんが、いずれも口を閉じないタイプのものが多く用いられています。

これは、できるだけ早く食べてほしい、手に取ってほしいというユーザーへの想いもありますが、封入作業をできる限り簡易にしたいという企業側、店側の意図も大きく反映されていると言ってよいでしょう。とくに食品の試供品は少量で、長期保存の必要性もないことから、封入では口を閉じる工程を省いて作業を効率化したいと考えるのは当然です。その場ですぐに手にとってほしい雑貨や冊子についても同様のことが言えるでしょう。

同じ透明袋や透明封筒でも、口ノリのないものがあるのはそのためです。ただし、同じ口ノリのないタイプでも、より作業効率を上げるためには、袋の口がズラしてあるものを使うことをおすすめします。袋の前面と背面で高さが異なるので、封入の際、口を開けることが簡単で作業が大幅に効率化します。

3:透明袋・透明封筒の封入作業で疑問があればアイエヌジーにご相談を

前にも述べたように封入する数量が少なければあまり気にすることはありませんが、これが何百、何千という単位となると、ワンアクションあたりの時間的ロスが全体のコストを上げることに直結しかねません。封入作業の効率化は、たとえば流通加工の作業改善などにおいては非常に重要な点と言えます。

口ノリで封緘する必要があるようなケースでは静電防止用のリケイ紙のある透明袋や透明封筒を用い、簡易包装でよい場合は口ノリなしを選び、なおかつ口ズラしタイプにするといった選択がおすすめです。ただし、現場の状況や作業条件などはケースバイケースなので一律にどうすべきと断言することはできません。こうしたことからも、包装資材のアイエヌジーでは、お客様のご要望、条件をお伺いした上で、最適な仕様、製品をご提案するようにしています。もし、封入作業について何か疑問などがあれば、お気軽におたずねください。

4:まとめ

OPP製・CPP製の透明袋、透明封筒は性能、機能ともに優秀で、コスト面でも非常に優れています。そのメリットを最大限活かすためには、封入作業の効率化が何よりも重要と言えるでしょう。アイエヌジーでは、製品の取り扱いや封入作業の仕方についてもきめ細かなアドバイスが可能です。

◎お問い合わせ先

株式会社アイエヌジー
〒335-0035 埼玉県戸田市笹目南町16番9号
TEL. 048-449-7893/FAX. 048-449-7894
E-mail. info@ing-top.com

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